豊胸手術の正しい知識

注入した脂肪の成長を助ける幹細胞

幹細胞とは正しくは脂肪由来幹細胞『adipose-derived stromal cell（ASC）』といいます。 患者様から吸引採取する脂肪組織やその周辺には、まだ特定の細胞に成長していない未分化の細胞群が数多く存在しており、その中にこの幹細胞が確認されています。
幹細胞は簡単にいえば「細胞の卵」で、自分が存在した環境の中のさまざまな細胞に分化していくことができます。ですから脂肪層の中で眠っていた幹細胞であれば、そのまま幹細胞として生きていくこともできますし、脂肪細胞に分化して生まれ変わることも可能です。
この幹細胞は吸引採取した脂肪から分離抽出できるのですが、これを脂肪とともにバストに注入することで、脂肪に栄養を与える血管の新生を助け、同時に脂肪細胞そのものも強く大きく成長するということが、東京大学医学部をはじめとする各方面の研究によって明らかにされてきました。
注入した脂肪の生着率が高まるということは、手術によって仕上げた美しいバストをそのままに維持できるということにつながります。これは患者様にとって大きなメリットでしょう。
さらに北村クリニックでは、採取した脂肪から同時に抽出される「自己コラーゲン」も同時に注入することにより、従来法を超える脂肪の生着率を追求しています。
数々の工夫と改良の上に確立された北村式豊胸術の実力を、ぜひあなたにも体感していただきたいと思います。

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