豊胸手術の正しい知識

プロテーゼ抜去のリクエストが増えています

さまざまなところでお話ししてきたように、豊胸術に関しては脂肪注入法がもっとも体に無理がなく、しかも自然なバストアップができると私自身は考えています。今のところはプロテーゼ法を扱うクリニックのほうがはるかに多い状況ですが、脂肪注入法のメリットが再評価されていけば、そうした状況も変わってくるかもしれません。
ことにコンデンスリッチ豊胸の登場によって、これまでプロテーゼ法ばかりを行ってきた医師でさえも脂肪注入法に目を向けるようになりましたし、それ以上に手術を受ける女性たちが、脂肪注入法の持つナチュラルさや安心感に注目し始めたように感じます。
こうした時代の流れもあってか、北村クリニックではここ数年というもの、プロテーゼの抜去や修正手術のリクエストが目立って増えてきました。中でも多く見られるのが「プロテーゼが硬く変形してしまった」「中身が漏れたらしく、ぺしゃんこになった」といったご相談です。
いずれの場合もプロテーゼを抜去する手術を行うことになりますが、基本的にはプロテーゼを挿入するときに切開した部分を再び切開して行います。ですから、今以上に目立つ傷が増えることはありません。
またプロテーゼを抜去してしまえば当然、胸はしぼんでしまいます。そこでご希望であれば改めて、脂肪注入法によるバストアップを行います。異物ではなく自分自身の組織を使い、北村式ならではの個性を活かした自然なバストを取り戻すのです。

他院で行った修正手術も数多く扱っています

北村クリニックではこのように、他院で行った手術の修正を依頼されるケースがとても多いのです。中にはひどく恐縮してしまう方もおられますが、ご遠慮にはおよびません。容姿に関わるお悩みであれば、それがどのようなことであれ、ご相談されるのに躊躇なさることはありません。
豊胸術に関しては先にお話ししたプロテーゼ抜去のほか、ヒアルロン酸の除去も行っています。これはバストの中で固着したヒアルロン酸を可能な限り取り除き、その後に脂肪注入を行って形を整えるという手術です。
さらに、こうしたトラブルとは別に「他院で手術を受けたが、仕上がりに満足できない」と修正手術の依頼が持ち込まれることもしばしばあります。
北村クリニックでは20年にわたり、脂肪注入法豊胸術を専門とし、数多くの症例を扱ってきました。その結果、熟練の技術はもちろんのこと、あらゆるケースに対応できる柔軟性と、患者様にご満足いただける質の高さを実現しています。
他院で受けた治療の修正、というだけで尻込みなさる必要はありません。どのようなことでも、ぜひご相談ください。きっとお力になれるはずです。